コップの中でスプーンが曲がる? の巻
“たかい”順にならべてください
<答え>
1番:「ペルセウス」 2番:「獅子」 3番:「双子」
毎年、しし座や、ペルセウス座などさまざまな流星群の観測が話題になりますが、それは現在だけではなく昔の書物などにも観測記録が残されています。この答えは、最初に観測された記録が"ふるい"順です。
ペルセウス座流星群は、7月下旬から8月下旬にかけて現れ、8月中旬に極大日を迎えます。1時間に30〜60個の流星が見られ、火球と呼ばれる−3等以上の明るい流星が多く現れます。西暦36年の観測が記録されています。
しし座流星群は、11月中旬から下旬にかけて現れます。この流星のもととなる塵の対地速度は秒速71kmにも達し、流星群の中で最速となっています。流星が通った後に残った物質による流星痕という煙のような飛跡が見られることもあります。しし座流星群の最も古い記録は西暦902年となっています。
ふたご座流星群は、12月の初旬から下旬にかけて現れます。ペルセウス座流星群としぶんぎ座流星群と合わせて三大流星群と呼ばれています。火球や流星痕はあまり見られない比較的おとなしい流星群ですが、近年ではとても明るい火球も見られるようになり活発化しているようです。西暦1862年に初めて観測されています。
役目を終えた人工衛星は地球に落下することが多くなってきています(一部が燃え尽きない場合あるようですが)。落下する衛星は流星のように燃え尽きます。近いうちに人工流星群?なるものも記録されるかもしれませんね。