いっぱい"どう"ですか? の巻
“たかい”順にならべてください
<答え>
1番:「10円」 2番:「100円」 3番:「5円」
日本の硬貨の素材は1円硬貨を除いて銅を主体とした合金が使われています。硬貨によって含まれる銅の割合が違っています。この答えは銅の含有率が"たかい"順です。
10円硬貨の素材は青銅で、銅が95%、亜鉛が3〜4%、スズが1〜2%という割合になっています。100円硬貨は白銅で、銅が75%、ニッケルが25%となっています。50円硬貨も同じです。5円硬貨は黄銅で、銅が60〜70%、亜鉛が30〜40%という割合になっています。亜鉛が20%以上の黄銅は真鍮とも呼ばれています。500円硬貨は、黄銅にニッケルが加わった組成のニッケル黄銅で、銅72%、亜鉛20%にニッケル8%となっています。
ちなみに1円硬貨は銅をまったく含まず、アルミニウム100%でできています。