山では、お湯がすぐ沸く!の巻

「富士山の頂上」、「富士山の麓」、「富士山の5合目」 "たかい"順にならべてください。

<答え>
  1番:「富士山の麓」 2番:「富士山の5合目」 3番:「富士山の頂上」

手のひらをひろげてください。その上には、大気層の高さの分の空気が乗っています。
空気には質量があるので、手のひらには、その上の空気の質量分の圧力、 すなわち気圧がかかっています。地表では1cm2あたり約1kg相当の力がかかります。 高いところにいくほど、その上にある空気の量が減るので気圧は下がります。
このこたえは、気圧の"たかい"順です。
気圧が低いところでは、水の分子は動きやすくなっています。富士山頂の気圧は 麓の約2/3となっているので、麓(ふもと)では約100℃で沸騰しますが、 富士山の頂上では87℃くらいになればお湯が沸きます。
でも、ぬるいお湯なので、カップラーメンができるのには時間がかかるかも。